←go Home
   

三重県度会郡玉城町原2657-5
 TEL 0596-58-5725
インフォメーション  / ギャラリー  / 高野 葉  / 作品展  / かくれ家 風  / お問合せなど


雪解けのゆったりと訪れる春をイメージしてわいた創作和紙作品。
ふきのとうから成長した、かわいいふきの葉を見つけて、漉きこんでみた。
楮は柔らかい春のよもぎ染め、うっすらと赤味を感じられる楮は楠の葉で染めたもの。
ゆっくりと融けていく雪は、生のままの白い楮を使った。
完成した作品の上にさりげなく藤蔓をあしらったら、とても好きになってしまった。
冬から春へと移り変わる静かないのちの鼓動が藤蔓を置いたことで微かに聞こえてきそうな、さらに淡い春を見つけたように思えてきた。
新たなる作品に映る。


磯部町 桜展より









草木染は、染まりやすい素材とそうでないものとがある。
動物性たんぱく質繊維は良く染まり、その他の繊維、木綿や麻などは草木の色が入りにくい。
下処理作業は、布を染まりやすい性質に変える作業とでもいうのかな。
鍋の水に、たんぱく処理剤を入れて布を煮込んで付着させる方法。
昨日は一日中行っていた。
草木の色をいただく準備は大変だけど、鍋の布をかき混ぜながら「何で染めようかな」と独り言をつぶやく時間が、わたし流の「色をいただく」心の準備かもしれない。
新たなる作品に映る。
         草木染